丹下悦子


鮮やかな色彩や金色を取り入れた、まるで宝石箱のように煌びやかな茶器が特徴。

一見西洋的だが急須の摘みには日本の伝統的な錺(かざり)金具をモチーフとして使われている。錺金具とは日本古来の城、神社仏閣、神輿・山車、日本刀などに使用される装飾用の金具の総称。

もともと神社仏閣めぐりが好きなのがきっかけで錺金具の美しさに惹かれ、錺金具に関する書物を読み、錺金具の職人の制作過程などを見学し錺金具への理解を深める。

 

2013年にとこなめ陶の森 陶芸研究所で2年間の研修を終えた後、常滑の急須作家たちからも手ほどきを受け急須つくりの基礎をみっちり学ぶ。

 

茶葉がつまりにくいより大きな茶漉しにするため、内側から茶漉しをつける難易度の高い方法にこだわる。

 

“華やかなお茶の時間を過ごしてほしい”そんな思いでつくられた丹下悦子さんの茶器です。

 

 

2013年 とこなめ陶の森 陶芸研究所 2年研修終了

瀬戸・藤四郎トリエンナーレ入選

愛知県文連美術展:中日大賞受賞

女流陶芸展入選

2014年 半田市美術展議長賞受賞

2015年 四日市万古焼コンペ審査員特別賞

2017年 第31回日本煎茶工芸展入選

2019年 宜興ポットアートコンペティション入選

2020年 四日市万古焼コンペ審査特別賞







常滑焼陶芸家 丹下悦子
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