浦口雅行


日本を代表する青瓷陶芸家。

 

青瓷は釉薬に含まれた微量の鉄分が還元焼成によって酸化第一鉄(FeO)に変化し、淡い半透明の青に発色したもの。

海水をすくいあげるとその水はほぼ透明であるが、海の深いところは青く見えることや晴れた高い空が青く見えるのと同じで、この半透明の釉薬を何重にも厚く塗り重ねることによってはじめて深い青緑色を呈する。

また、天候や時間、照明の種類など、まわりの光の影響を強く受け、色の見え方が大きく変わるという特徴も持つ。

 

1964年東京生まれ。

東京で生まれ育ったが、子供のころの東京の海や川は今と大きく違い、公害問題のピークの時期で大変汚れていた。家族旅行で西伊豆に行った時に初めて見た美しい青い海が忘れられない記憶となり、それ以来青が一番好きな色となった。

それが影響したのか、東京藝術大学3年生で青瓷を学ぶことを選び、その後同大学院修了までの4年間は青瓷を中心に陶磁器について学ぶ。



1964年 東京都杉並区荻窪生まれ

1987 東京藝術大学美術学部陶芸講座卒業

1989 同大学院三浦小平二研究室修了

       伝統工芸新作展入選(93,94,95,97,98,99,00,01,02,03,04,05,06,07)

1990 日展入選

       国際陶芸展優良入選

1991年 栃木県芳賀町に築窯

1992年 新宿京王百貨店にて個展(93,94,95,96,98,01,08,20)

       朝日陶芸展入選(94)

1993年 朝日陶芸展新人陶芸賞受賞

1995年 日本陶芸展入選(05)

       日本橋三越本店にて個展(98,00,03,04,05,06,07,09,10,12,15,18)

1996年 中国浙江省南宋官窯、龍泉窯などの窯跡を訪ね調査研究する

1997年 京都高島屋にて個展(05)

       札幌三越にて個展

       日本伝統工芸展入選(01,03,04,05,08,09,11,13,14,15,17,18)

1998年 国際交流基金買上げ

       “Japanese Pottery – The Rising Generation from Traditional Japanese Kilns”

アルゼンチン・コロンビア・ボリビア・コスタリカ・ペルー・ブラジル各地にて巡回展示

現代陶芸巨匠展出品(福山天満屋)

益子陶芸展入選

2002年 広島天満屋にて個展(05,12,18)

       茨城県芸術祭美術展覧会特賞受賞

2004年 福岡三越にて個展(08,11,14,17,20)

       米国・ニューオーリンズ美術館買上げ

       ニューヨーククリスティーズオークション

2006年 NHK BS2 器夢工房 青瓷 浦口雅行「宇宙の蒼に挑む」

2018年 東京国立近代美術館買上げ

 

パブリックコレクション

東京国立近代美術館工芸館、米国ニューオーリンズ美術館、国際交流基金、茨城陶芸美術館、富山県樂翠亭美術館、栃木県佐野東石美術館、茨城県石岡市、栃木県芳賀町、栃木県栃木市、茨城県広沢美術館、長崎県波佐見町陶芸の館

 

パブリックアート

茨城県石岡市庁舎青瓷陶壁「常世の国の太陽」 

東京青山ダイハンビル陶壁「夢」



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