古谷和也


信楽を拠点に活動する陶芸作家。
代々窯業に携わる古谷家に生まれ、陶芸作家としては2代目にあたる。父の古谷道生は、穴窯の名手として広く知られた存在であり、古谷自身も父からその技術や姿勢を受け継ぎながら、自らの道を探求している。

 

古谷の作品の最大の特徴は、彼が追求する「多様な景色」と「色彩豊かな焼け」の美しさにある。

信楽焼と伊賀焼はそれぞれ独自の歴史と伝統を持つが、信楽町と伊賀市は互いに境界を接しており、土の特性にも共通点が多い。そのため、古谷はそれぞれの特徴が表れた作品を手がけている。


1976年 滋賀県信楽町生まれ

1997年 山口芸術短期大学(造形美術コース)卒業

1998年 京都府立陶工技術専門校卒業

       父 古谷道生に師事

2002年 穴窯築窯(以降四基築窯)

2003年 日本伝統工芸近畿展 入選(以降14回入選)

       池袋東武百貨店にて初個展(以降2020年迄)

2007年 札幌三越にて個展(以降隔年個展)

2013年 名古屋栄三越にて個展(以降隔年個展)

2014年 大阪高島屋にて個展(以降隔年個展)

2015年 秀明文化基金賞 受賞

2019 日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞受賞

2021年 日本橋三越本店にて個展(2024年)

2022年 福岡三越にて個展

2023年 横浜高島屋にて個展

       スペインの芸術家 ミケル・バルセロ氏と共同制作











古谷和也
古谷和也の蹴りろくろ
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