紀文春


薪窯の中で2週間ほど焼成する備前焼。

焼成する際に現れる無釉薬の色の変化と景色(窯変)楽しむ焼き物である。

 

炭を投入することでできる窯変の一種『桟切(さんぎり)』により、白や黄色がかった景色が多く見られるのが紀文春の作品の特徴。

炭は紀自身が作る。「炭を自分で作るのは備前の中でも私くらいかもしれませんね。」

大小様々な炭が作用することによって、作品がより豊かな表情を見せる。

 

紀は窯にも工夫を施していて、炭を投入するための窓が多くすることで桟切がおおく現れるようにしている。

 

1951年生まれ。

備前焼の中心地・伊部の隣町、和気で生まれる

高校卒業後6年ほどサラリーマンをしていたが、妻の親戚に後に人間国宝となる山本陶秀氏がいたことが縁で、24歳の時に備州窯に就職。

山本陶秀氏、その息子の山本雄一氏(のちに岡山県指定重要無形文化財に指定される)に20年間師事する。

山本陶秀氏は“轆轤の陶秀”といわれ、茶器は特に定評があり

「特に形の美しさにこだわりがあるとても厳しい人でした。一切妥協を許さない人でした。」と師匠の思い出を語る。

 

1951年 岡山県和気郡佐伯町小坂に生まれる

1975年 備州窯 入社

1984年 岡山県展 入選

以後連続入展入賞

1987年 伝統工芸中国支部展 入選

1988年 伝統工芸中国支部展 入選

1990年 伝統工芸中国支部展 入選

1994年 焼き締め陶展 入選

2006年 茶の湯造形展 入選

 



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