大西左朗

大西左朗

 

茶器、花器、器、酒器などを手掛ける信楽焼作家。

作風は信楽焼の伝統を受け継ぐ穴窯焼成の作品から電気窯で焼成したモダンなものまで幅広い。

信楽の焼き上がりは深い赤色が多いのが特徴。「なぜだかこの深い赤が好き」なんだそう。

 

作陶に使う土にこだわり、産地の特徴を出す工夫をする。

「信楽の原土は信楽らしさを表現できるからいいんです。信楽焼きの特徴は耐火性が高く焼成した時に白い小石(長石や硅石)が表面に飛び出す“石はぜ”です。これは日本の他の焼き物、いや世界中を探してもなかなかない特徴です。」

 

六古窯の一つとして知られる信楽焼。その信楽町に1964年生まれる。

父は旧信楽町より第一号の無形文化財の認定を受け、日本を代表する急須作家の一人の大西忠左氏。

大学在学中に家の仕事を手伝いはじめる。作り方の技術を具体的に教えてもらったことはないと言うが、ろくろは父の隣に座り父の仕事を見よう見まねで真似て勉強したそう。

その後京都府立陶工高等技術専門校の図案科で製陶法やデザインなど幅広く学に、地元の県立陶芸の森で嘱託員として2年働いた後、1996年に独立。

 

父の作品を幼いころから見ていたので、薪窯の作品は父親の作品にどことなく似ていて味わい深い。

「十年、二十年、いや何十年と使っても“どこか良いな”と思ってもらえたらうれしいです。飽きずに長く使えて、使っているうちにも“これってこういうところもあったんだ”と新しい発見がある、そんな作品を作っていきたい」と語る。



1964  滋賀県信楽町生まれ

1988  東洋大学社会学部応用社会学科卒

1993  京都府立陶工高等技術専門校図案化修了      

              滋賀県立陶芸の森 創作研修館嘱託

2013  信楽焼伝統工芸士(総合部門)認定

 

主な展覧会

1999  4人展(神戸阪急百貨店)

2006  第六回 益子陶芸展(益子陶芸美術館)

              17回秀明文化基金賞受賞

2007  韓国江南大学+陶芸の森 韓日交流展(ソウル、08年京都)

              現在形の陶芸 萩大賞展(山口県立萩美術館)

2010  信楽の「今」(信楽伝統産業会館)

2014  個展(京王百貨店美術工芸ギャラリー/新宿 ‘15’ 17’ 19年)

2015  日本煎茶工芸展(黄x山萬福寺/宇治、’16



大西左朗
大西左朗と父 大西忠左
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