商品概要
商品名 | 常滑湯のみ |
作家 | 四代 山田常山 |
生産地 | 愛知県常滑市 |
サイズ | 高 9.5cm * 直径 7.4cm |
容量 | 約 230ml |
素材 | 陶器 |
備考 | 包装箱無し |
ご注意点
表示の容量は【満注内容量】です。
水を縁までギリギリ満タンに入れた場合の内容量を示しています(蓋のある場合は蓋を受けるところまで)。
実際に使用される場合のお湯の量は少なくなります。
1954年常滑生まれ。1880年代頃から続く常滑を代表する茶器作りの山田常山家四代目。
父は2005年に他界した人間国宝の三代山田常山。
日本の伝統的な職人がそうであるように、偉大なる師であり父親であった三代からは直接技術を教わったことはなく、そのすべてを目で見て覚えたという。
作品は単にお茶を入れる道具ではなく美を追求した芸術品だと考えている。ただ見た目が美しいというだけではなく、実用性も持ち合わせた使い勝手のよい作品作りを目指している。
三代常山はよく“使いやすさを追求していくと”美“になる。飛行機でも車でも使いやすいものをつくろうとすると自然と美しい形になる。茶器も一緒だ。”と言っていた。
“教えてくれないくせに、私の作品を見て悪いところをぽろっと指摘することはありました。“ちょっと取っ手が大きいね”とかね(笑)。息子だから正直うるさいな、って感じることもあったのですが、今となっては理解できることも多いですね、とても尊敬しています。”
私から父の作品に対していろいろな意見を述べることもありました。そんなとき父は何も言わず黙って聞いていましたよ。
常滑も開発が進み、昔に比べると優良な土が取れにくくなっている。
しかし幸運なことに先代が質の良い土を大量に買いためていたため、それらを他の土とブレンドして使うことで今も変わらず高品質なものを生み出し続けることができる。
“三代はいい土があると聞くと飛んでいってはその土を買い込んでいました。だから今は数百年分もの土がありますよ。”
4代は茶器以外にも食器、花器などを作るが、そのどれも大変人気がある。
日本料理では、おいしい料理に美しい器は不可欠とされているため、一流の料亭・料理人は器に特にこだわる。
その中でも器へのこだわりが高くて有名な日本を代表するある料亭が四代常山の器を大変気に入り、4代の作成した食器を数多く収めている。
“自分が食いしん坊だから食器を作るのが実は一番好きなんです(笑)。その次に花器ですかね。”
1954年 愛知県常滑市に生まれる(本名山田絵夢)
父は三代 山田常山(人間国宝)
1980年 美濃陶芸展で長三賞を受賞
1982年 日本伝統工芸展で初入選
1984年 名古屋名鉄百貨店で個展を開催。以後毎年開催。
1986年 東京銀座和光にて父子二人展
1995年 ギャラリー酉福(東京青山)で個展を開催。以後、隔年開催。
1999年 NHK「やきもの短訪」にて放映
2000年 NHK「趣味ゆうゆう」にて放映
2006年 四代 山田常山を襲名 日本橋三越本店にて襲名記念展開催